どうも、サブロー(@saburo_design)です。

むかし知人と転職しようかなという話になった事があります。社会人なら誰でも会社に不満を持つことが1度はあるはずです。給料であったり、就業時間であったり、休日だったりと理由は人それぞれあるでしょう。

『転職するんだったらどんな仕事にする?』

私は迷わず『デザイナー』と答えました。ここで言うデザイナーとはWebデザイナーもしくはグラフィックデザイナーの事です。デザインの専門学校を出てデザインの仕事を専門やってきて今更それ以外の仕事をするのはもったいないと思いますし、する気も全くありませんでした。いわゆる『一点特化型』

逆に知人は『やっぱり営業系かなぁ~。でもドライバーも良いんだよな。運転するの好きだし。まあでも何でも良いかな。』と回答。確かに彼は仕事の幅が広く、1年経ったら今までとは違う別の業務を行っていたりと、1つの事を深く掘り下げていくタイプではありませんでしたが、それゆえ知識の幅も広く営業から事務から現場までなんでもござれ。得意分野はないけど苦手分野もそんなにない人間でした。いわゆる『オールラウンダー型』

私が転職するとしたらやりたい事は決まっているので『デザイナー』1本に絞って転職活動を行えますが、その知人はまず数ある職種から選ばなくてはならないので私は『大変だな~』とか思っていました。比較するのも大変ですしね。

しかしこれから先『一点特化型』『オールラウンダー型』一体どっちがいいのでしょうか?

何でもできる人は何にもできない

『何でもできる人は何にもできない』と言われた時代がありました。プロ野球で例えるなら『投手、キャッチャー、内野外野、全てのポジションができます!オッス!』とか言う選手は間違いなく使われないのと一緒です。せいぜい一時的か補欠要因です。それぞれのポジションに専門のエキスパートが存在しているのだから、何でもそれなりにできる人間をわざわざ使う理由がありません。(例外はありますが)

何でもできるという事は、全てが中途半端だと言う事。

仕事でも同じ事が言われており、なんでもできる人がやる仕事は誰にでもできる。つまりいくらでも代わりが利く。後から入ってきたより優秀な若手に次々抜かれていき、いずれどの仕事でも食えなくなっていきます。

では専門性のある仕事や自分の得意分野を1本に絞って可能な限り伸ばしていった方がいいのでしょうか?

『一点特化型』はこの先リスクが高すぎる

↑この記事でも書いた通り、人工知能の発達により10年後にはかなりの数の職業がAIに代替可能となってしまう事が予想されています。1つの技術を極めた先が人工知能のスイッチひとつで代替可能になってしまった場合の事を考えるとなんとも恐ろしい事です。

私の知っているいわゆる経営者と呼ばれる方々は自分の収入源であるビジネスを1本に絞ってはいません。二足三足の草鞋を履きこなしつつ右に行ったり左に行ったり柔軟に対応されています。せっかくなのでちょっと話を伺ってみることにしました。

サブロー
サブロー
○○さんって色々やってるじゃないですか?仕事のスキルとか技術とか…できる事って沢山あった方が良いと思います?
社長
社長
ずっと会社勤めするんだったら別に1本だけでも良いとは思うけど、将来独立したりもっと稼ごうと思うんなら色々できる方がやっぱり良いと思う。
サブロー
サブロー
なるほど。
社長
社長
俺も○○と□□と△△やってるけど最悪将来どれか1本無くなってもやっていける。1本だけだとその仕事で食えなくなった時にどうしようもなくなる。

何でもできるは何にもできない。しかし何かひとつの事しかできないのはこれからの時代リスクが大きすぎる。ではどうすればいいのでしょうか?

付加価値が求められる時代

昔何かで読んだんですが、『100人に1人の技術』を2つ持てば『1万人に1人の技術』を持っている事になります。もし3つ持つ事ができたのなら『100万人に1人の技術』を持ってる事になるんですよ。

【例】技術の掛け合わせ
お笑い芸人 100人に1人の技術
美容師 100人に1人の技術
お笑い美容師 1万人に1人の技術

これがいわゆる付加価値となります。

例えば私はWebデザイナーってだけで多分100人に1人ぐらいですよね?(適当)さらに私はべジータのモノマネが得意なんですよ。べジータのモノマネができる人がどれくらいいるのか知りませんが、少なくとも『べジータのモノマネは得意ですか?』と聞いて『得意です』と答えた人は今まで1人も見たことありませんので、これも100人に1人が特技としているとします。

これで『べジータのモノマネが得意なWebデザイナー』という1万人に1人の人間が完成する訳です。想像してみてください。

私『よこせ!早く!(企画書)』
私『くそ!こんなギリギリで言いやがって!(仕様変更)』
私『いいんだろ!これで!(納品)』

…どうですか?

うっとおしい事この上ありませんね。

『サンキュー!べジータ!』と悟空のモノマネで返してくれる人を探しています。まあ上記のはただの例なんで、そんな事ができたとしても何一つメリットはないんですが、仮に私が『100人に1人の技術』を3つ持ち100万人に1人の人間になった場合、私の出身地の鳥取県の人口が大体59万人なんで、上手いことブランディングしていけば『鳥取県でそんな事できるのは彼しかいない!』となってもおかしくない訳です。

『お前がナンバーワンだ!』

単なるWebデザイナーでしたらクライアントからしたら、いくら極めようとそこらじゅうにゴロゴロいる有象無象の中の1人のはずですし、ネットを使ってもっと範囲を広げればもっと腕の良い人間なんて山ほどいます。その中から自分を選んでもらおうと思ったら自分の強みである何かしらの付加価値を見出さなければなりません。

何でもかんでもは無理でも2つ~3つぐらいの技術なら深くビジネスとして掘り下げていけそうな気がしてきませんか?私も生涯フリーランスのWebデザイナーとしてWeb制作のみに絞って食べて行こうとは思っていませんので、Webデザイン以外の何か自分の強みを探してみようと思います。