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2016 12 13

スポンサーとしてテレビCMを制作する事になった時の話。CM作るのって大変ですね。

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どうも、サブロー(@saburo_design)です。

皆さんは家でテレビを見てますか?私は最近あまり見てません。もともとドラマとかバラエティ番組とかが大好きなテレビっ子だったのですが、鳥取から大阪へ出てきた時に、地方との番組の放送時間の違いや、仕事の拘束時間等の関係でテレビを全然見なくなってしまいました。

それでもニュースぐらいは知っておきたいので朝の通勤中にカーナビで聞くぐらいの事はしています。

スポンサーとしてテレビCMを作ることになった時の話

経緯は省きますが仕事でテレビCMを作る事になりました。制作会社側ではなくスポンサー側としてです。お金を払って自分達の会社をPRしてもらう側ですね。会社としてテレビCMを作るのは初めての事だったので、当然CMを流すまでの段取りから費用から期間、費用対効果まで何もかも知りません。『テレビCMを作る』という目的が先行して準備を始めたものですから、事が実現するまでそりゃもう大変でした。

飛び交う専門用語
飛び交う専門用語

テレビCM制作会社数社と打ち合わせ等したのですが、GRPとかフリークエンシーとか専門用語を会話の中でも資料の中でもバンバン出してくるので『もっとド素人にでも分かるように噛み砕いて説明してください。』と何回も言う事になりました。またそれを私が理解したとしても、今度はそれを私が社内の人間に説明するのもかなり苦労しました。

第1週でBとDの2世帯が視聴=視聴率40% 第2週もAとBの2世帯で40%ですが、Aは第2週ではじめて見た。第1週に見ていたDは第2週は見ていない。従って、この時点で少なくとも1回以上見たのは3世帯、到達率(リーチ)は60%となります。これを4週目終了時点で見ると・・・GRP=160%(延べ視聴世帯数8)リーチ=80%(到達世帯数4)となります。そして、各世帯の視聴回数を見るとA:2回、B:3回、D:2回、E:1回 この平均値をとってみると、計8回÷4世帯=2回、つまりフリークエンシー=2回、となります。纏めると、GRP160%の広告出稿でこのエリアの80%の世帯が平均2回CMを見た、となります。

なんて????

パルスのファルシのルシがパージでコクーン状態でした。制作会社の人には誠に申し訳ないんですが当時は本当に何言ってるのか全然分かりませんでした。というか今見ても何言ってるかよく分かりません。

(※実際に制作会社の方が上記のまんまの説明をしたわけではありません。何とか分かりやすく説明できるよう努力してくれていました。)

出演者に有名人を起用したCM制作

もちろんCMの内容も一筋縄ではいきません。制作会社に『全て任せます』と言ってしまえば楽だったのかもしれませんがCM制作費も数百万円単位のお金が掛かります。それだけお金が掛かるのなら少しでも自分達が気に入る内容のCMを作りたいと思うのが普通。

※イメージです。
※イメージです。

さらにこのCMにはとある有名人を起用することが早い段階から決まっておりまして、そちらの事務所との交渉やら何やらでもうてんてこまいでした。

ちなみにその有名人の有名度はどの位かと思い、社内で『この人知ってる?』アンケートを取った所、34歳以上の人は全員知ってて、それ以下の人は殆ど知らない・・・という結果でした。

私も知らない人でしたすみません。

社内の34歳以上の人からは『えっ!?この人知らないの??なんで??』という反応をされました。

いよいよCM撮影をしにスタジオへ

CMの絵コンテ等も完成し、スタジオでの撮影日も決まりCM制作もいよいよ大詰めとなってきました。撮影当日、初めて入る撮影スタジオというものに私はとてもワクワクしておりました。有名人の人のスケジュールは丸1日抑えてあるため、時間はありますが無駄には出来ません。朝早くからスタジオ入りし有名人の人を出迎える準備をします。そしてわずかな時間でスタジオ内を見学します。

  • 撮影スタジオ

  • 撮影スタジオ

これが撮影スタジオか~・・・ん??

撮影スタジオ

おにぎりとから揚げと卵焼き

おにぎりとから揚げと卵焼きだ~!

ご飯が置いてありました。黄金の組み合わせですよねこの3つは。食べていいそうなので頂きました。こんなん美味しいに決まってるやん!

食べていたら有名人の人が到着したようです。

CM撮影開始

この方をCMに起用すると聞いた時は名前も知らない人でしたが、いざ本物を目の前にすると『うおぉ…』ってなりますね。お出迎えをした時のその人の第一印象は『強そう』でした。私が武器を持って不意打ちで襲い掛かったとしても返り討ちにされそうな圧倒的強者のオーラを放っていました。

お出迎えの挨拶も済ませ早速本番用の衣装に着替えてもらいスタジオ入りしてもらいます。

本番時は当然ですがしゃべったり音を立てたりしてはいけません。合図とともにシンと静かになるスタジオ。音楽や声を後付けで入れるので本番中は誰一人しゃべりません。

ワンシーンごとに緊張と静寂の繰り返しで皆真剣そのものでした。スタジオ内の全てのスタッフが集中しているのがこちらにも伝わります。そして当の私達はというと・・・

弁当

休憩室で弁当を食べていました。

  • 弁当

いやね、ぶっちゃけ撮影中って私たちは何もやることがなくて暇なんですよね。

撮影開始直後まではそりゃ気を引き締めていましたが、撮影が数時間にも及ぶとだんだん疲れてきます。この日は朝も早かったですし。

私達のメンバーのうち1人はスタジオの暗闇に乗じてこっそり寝てやがったことを私は知っています。

無事撮影終了

朝から開始した撮影も夕方頃に無事すべて終了しました。私達は一切何もしていないのに疲れていました。撮影スタッフの方達がセットと機材を片付けている間に私達は今回協力してくださった有名人の方の楽屋に挨拶に行きます。

どうでもいいですけど『楽屋に挨拶に行く』って言葉を使うだけでちょっと業界人になった気分になりますね。どうでもいいですけど。

この日有名人の方との数少ないコミュニケーションを取れる時間です。楽屋に入るまでなぜか私達メンバー全員緊張してました。スポンサー側とは言えやっぱり相手によっては緊張しちゃいますね。

お礼と挨拶を済ませ、颯爽と色紙とペンを取り出し直筆サインを頂きました。

見てください。これがついこの前まで名前すら知らなかった方に対する行動です。

熱い掌返しのすえ手に入れた直筆サイン色紙は今でも私の部屋に大切に飾ってあります。

そしてなんと記念として一緒に写真を撮って頂く事を了承してもらい、撮影してもらいました。その時の写真がこちらです。

記念に一緒に写真を撮ってもらいました。

なんだこれは?

すみません。その方と私とのツーショットなんですが加工したら何の写真か分からなくなりました。

そしてその方をお見送りした後、時間は夕方。スタジオでは晩御飯が用意されておりまして、そこで食べたホワイトカレーがめっちゃ美味しかったです。当然おかわりを頂きました。

この日は本当に食ってばっかですね。

その後は片付けられた楽屋で『大御所芸人に挨拶に来た時に一発ネタをやらされる若手芸人ごっこ』を一通り楽しんだ後帰りました。

CMが無事テレビで放送されました

撮影日から数週間後、映像の編集等も終わりCMが完成し、無事予定通りのスケジュールで制作したテレビCMが放送されました。ちなみに制作したCMは15秒のものを2本、放送時間は早朝のニュース番組のCM中です。さほどリーチ数が多くない時間帯の放送枠ですが、これも結構な金額を掛けて買い取りました。放送エリアをかなり絞ってもかなり高額になります。

何を持って効果とするかによりますがこの条件でテレビCMを放送したことによる費用対効果はほとんどありませんでした。

テレビCMは費用対効果の出にくい広告媒体と言われていますが、まさにその通りだと思いました。CMを数回放送しただけでは全く意味が無く、何回も何回も流すことでやっと認知度が上がり効果が現れ始めます。今回のCM放送ではかなり少なめの予算で決行したので、放送回数も放送エリアもかなり少なく、まったく認知されないまま静かに放送期間が終了しました。大手企業ともなればクロスメディアを使った予算もノウハウも持っているのかな?そりゃ中小企業はWeb広告に力を入れますよね。

テレビCMは内容を簡単に変更できないのもキツい。

・・・とまあ、なんやかんやありましたがCM制作の話が出てからテレビで放送されるまで約4ヶ月ほど。初めての事だらけで不安ばかりの仕事でしたが、これも良い経験になりました。次テレビCMをやるとしたらローカル枠で出来るだけ安価にやってみたいなーと思ったりしています。

いろいろ細かい話は省略しましたが、私のテレビCMを作った時の話は以上です。皆さんももし制作する機会があったらがんばってください。

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