どうも、SABURO DESIGNのサブロー(@saburo_design)です。
自分のカメラ買ったし三脚も欲しいな…
私はあまり三脚にはこだわらないタイプで、地面に立ってカメラが乗せられればそれで良いという三脚の事を『カメラ乗せ機』ぐらいにしか思ってない人間でした。
仕事で使う三脚も2つあるんですが私が使い出す前から両方かなりボロボロで、1つは脚の一本が壊れてますし(三脚としてほぼ使えない)、もう1つも握るハンドルのラバーが全てはがれているのでテープをぐるぐる巻きにして補強しているような代物です。
とはいえそのボロ三脚で特に困るような場面にはなった事が無いのでずっと愛用しています。
仕事では別にそれで良いのですが、私の個人用に購入したコンパクトカメラRX100で使用する三脚が欲しくなってきました。
しかし、普通の三脚を購入しても明らかにもてあます事が分かりきっていたので、コンパクトなRX100に合わせて通常の三脚より小さなミニ三脚を買う事にしました。
と言う訳で今回アマゾンで購入したManfrotto(マンフロット)のミニ三脚PIXIを紹介したいと思います。
Manfrottoミニ三脚PIXIブラック『MTPIXI-B』Manfrottoのミニ三脚PIXI
Manfrottoミニ三脚PIXIブラック『MTPIXI-B』このManfrottoミニ三脚PIXIブラック『MTPIXI-B』はアマゾンでのミニ三脚でも常に上位にランクインしている人気商品です。まあ私も例によって他のRX100ユーザーのブロガーさん達が勧めていたのでこの三脚に決めました。
自立した状態使い方の説明も要らないぐらい簡単で、このように3本の脚を広げて自立します。
赤いツマミで雲台の角度を調節球体の赤いツマミを押し込みながら雲台の角度を調節する事が可能です。とは言っても稼動範囲はそこまで広くないので45度も傾きません。極端に見上げたり見下ろしたりといったアングルには対応しづらい部分があります。なのでカメラを縦向きにした撮影もできません。
裏側脚にストッパー等はなく自由に開閉できます。なので高さの調節もほぼできません。
脚の裏には滑り止め3本の脚の裏のには滑り止めが付いています。
握った感じもちょうど良い脚を閉じた状態で手に持てます。握る部分もしっかりしているので安っぽくありません。重すぎても軽すぎても使いづらいのですが、このサイズの三脚としては程よい重さで安定感があります。デザインも良いですね。
SONY DSC-RX100で使ってみる
DSC-RX100に装着まずは私のブログ用のデジカメDSC-RX100で使ってみます。三脚の方ををクルクル回して雲台のネジ部分をカメラに装着します。
前からコンパクトなRX100にちょうど良い三脚です。
後ろからグラグラするなどの不安定感も全くなく、しっかりと支えてくれるので出先での風景撮影などでバッチリ活躍してくれそうです。
三脚を左手で握りながら撮影できるこの脚を畳んだ状態でカメラを構えられるのが私はとても気に入っています。以前知人がこれとは別の小さい一脚を持っていたのですが、それを撮影時に借りる事があって脚を掴みながらカメラを構えるととても楽でした、私もこれができる三脚を買おうと思っていました。
自撮り棒代わりにもできる雲台の角度は限られていますが自撮り棒代わりとしても問題なく使えそうです。(私は自撮りしないんですけど)
CANON EOS Kiss X7で使ってみる
KissX7に装着続いては一眼レフカメラのCANON EOS Kiss X7で使用してみました。多分一眼レフでこのミニ三脚を使う場面はそんなにないと思いますが、一応確認しておきます。
写真の通りコンデジと比べて大きさも重量もありますが特に問題無さそうでした。
さらに望遠レンズを装着した状態さらにKissX7に望遠レンズを装着してみました。一見問題なく自立しているように見えますが…
前足に重心が乗っているレンズの重さで前面にかなりの重心がかかり、三脚の前足で支えているような状態になっているので脚の向きによっては前から倒れ込んでしまいます。流石にそれは怖いのでこのサイズでは使わないほうが良さそうです。
三脚を畳んで握って安定させて撮影するやり方なら使えそうです。
SONY HDR-CX390で使ってみる
HDR-CX390に装着最後にハンディカムのビデオカメラHDR-CX390で使用してみました。こちらは全く問題なく使えそうです。
固定カメラとしてしっかり使える机の上に置いて会議やセミナーの様子を撮影したりする場面にはうってつけです。
このビデオカメラの持ち方はすごく楽さらに手持ちで撮影する時も、ビデオカメラを撮影中顔の高さの位置でずっと構えているのって結構しんどいのでこの持ち方ができるのはすごく楽です。
スマホを装着できる別売アダプター
Manfrotto スマートフォン用三脚アダプター MCLAMPミニ三脚PIXIにスマホを装着できるようになるアダプターも別売りでありますので、それを使ってスマホで動画撮影するのも良いですね。
こいつでスマホを挟んでミニ三脚PIXIに取り付けます。
このビデオカメラの持ち方はすごく楽スマホを縦向きにして撮影できないのが難点でしょうか。私は基本動画は全て横向きで撮っているので気になりませんが。
感想
コンパクトなデジカメとハンディカムビデオカメラ向けという感じがしました。一眼レフカメラを外で持ち歩く時もあったら便利かも。
普通の三脚と違って小さく軽量なのでカバンの中に常に入れておいても邪魔になりませんし、取り出しても物々しくならないので気軽に持ち歩けます。
そんな訳でミニ三脚PIXIの使用シーンとしてはこのような使い方をする時に便利だと思います。
- 出先や旅行先での撮影時にカメラを固定させるのに使う。
- カメラを持ち歩く時に脚を握って安定感を高める。
- 机の上に置いて会議やセミナーの様子をビデオで固定撮影する。
- 自撮り棒の代わりに使う。
今考えている使い方は、趣味で始めたゴルフで自分のスイングのフォームを確認する時に、このミニ三脚を装着したビデオカメラを置いて撮影するという使い方をしようと思っています。
弱点は高低差に弱い事と、一眼レフのような重たいカメラでは倒れる心配がある事、固定した状態でのカメラワークに弱いという事ぐらいでしょうか。まあそんな仕事で三脚を使う場面では普通の三脚を使ってると思うので全く問題はありません。
それ以外はデザインも含めほぼ満足しています。今回私はブラックカラーを購入しましたが、ミニ三脚PIXIにはカラーバリエーションも複数ありますので好みに合わせて選べます。。
ホワイトMTPIXI-WH
ピンクMTPIXI-PK
レッドMTPIXI-RD
以上、Manfrottoミニ三脚PIXIの紹介でした。
ミニ三脚PIXIの進化版『PIXI EVO』
Manfrottoから2015年にミニ三脚PIXIの進化版であるPIXI EVO(エボ)も発売されています。
やや本体が大きくなっていますが、脚の長さが調節できるようになった事や開脚の幅が更に広がった事でより低い位置からや高い位置など多くの撮影シーンに対応できるようになりました。
さらに雲台も最大90度まで曲がるようになったので、前作の弱点だった高低差のあるアングルやカメラを縦向きにした撮影にも対応できます。これなら先ほどのManfrottoスマートフォン用三脚アダプターMCLAMPを使ってスマホの縦向き撮影もできますね。
実は最初はこちらのPIXI EVO(エボ)を購入する予定でしたが、実際に購入した方々のAmazonレビューを見ると雲台のネジがとても壊れやすいという重大な弱点を抱えているとの事でした。雲台のネジが壊れると当然固定しているカメラが落下してしまうので、運が悪ければ本体やレンズに傷が入ってしまう可能性もあります。
それを見てヒヨった私は人気の前作のミニ三脚を購入したのでした。一応商品情報を載せておきますが購入を検討される方はご注意ください。